京都府伝統産業優秀技術者が作るこいのぼり・伝統の匠の技

一流のこいのぼりは一流の素材から・・・。
「奥田こいのぼり店」のこいのぼりは、昔ながらの様々な素材の上に成り立ちます。伝統の技術ゆえに、素材にもとことんこだわります。


下描きにはすべてこの材料を使う。青花は水に溶けて完全に消える性質があるのでそれぞれの色と混ざり合うことが無い滋賀県の草津産で半紙一枚で4500円もする高級品。必要な分だけ切って水に浸して使用する。青花は太陽が上ってから摘むと色が出ない。年々量も少なくなってきている厳選された素材である 。






奈良のすずりの墨。京都の染料屋の墨では満足できず奈良の南松園まで買い付けに。墨を練る作業というのは終わりの無い作業で練れば練るほどに深み、光沢が増してくる。通常半年もの時間をかけて練りこむ黒という色は一番難しい色であるため奥田氏もそれだけのこだわりを見せる。







色豆より白豆のほうが植物繊維が多く含まれる。布が綿であるためなじみやすい白豆が一番適している。白豆ならどれでもよいという訳ではなく新しい白豆じゃないといけない。白豆(誤汁)で染めると年数がたつにつれ色が枯れて深みが出てくる。







京都からとりよせたぬかともち粉を石灰で調節して作る。自然素材なので洗い流しても環境に害は無い。
糊を作るのには約2時間かかる。








こいのぼりは通常ナイロンで作られている。これは静電気を発生させこいのぼりを広げようとしているのだという。ナイロン製では途中で空気がぬけず筒が上っているような状態になる。綿の場合空気が途中で抜けこいのぼりをうねらせることができ、あたかも生きているかのように泳ぐのだという。
重さでも綿のほうが重く動きに迫力が出るのだという。


蒸しの際にまきを使う。これは火力などの関係により必ずまきでないとだめだそうだ。









布地にのりをおいていく作業に使用する。使用する部位により糊の太さ、量を変えるため形状は色々。









こいのぼりを両端からひっぱり布のたるみをなくす為のもの。手作りこいのぼりならではの道具といえる。

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